ビタミンDがうつ病に効く?
残念ながら日本でも毎年うつ病の患者が増加していまして、
ついに「5大疾病」の中にうつ病を含む精神疾患が加えられました。
驚くべきことに患者数は約323万人に達しています。
これは「5大疾病」のなかで一番多いんです。
うつ病など精神疾患には、季節によって発病する疾患があります。
今の時期になりますと「冬季うつ(冬型SAD)」になるリスクが高まり
ます。冬季うつの大きな原因は日照時間が短くなるためです。
陽を浴びなくなると「ビタミンD不足」が生じてしまいます。
ですので、北海道や東北、北陸地方のような日本海側で、緯度が高く、
日照時間が少ない地域に冬季うつの患者さんが多いんです。
予防効果が高いとされるのが「ビタミンD」です。
「ビタミンD」は、日光(紫外線B波)を浴びることで皮膚でつくられる
ホルモンであり、魚やきのこなどの食品からも摂取できます。
嬉しい事に花粉症予防にも高い効果を発揮します。