活性酸素の恐怖について
日本人一人あたりの労働時間は先進国の中でもダントツに長いです。
実際に睡眠時間も削って、オーバーワークする人が少なくありません。
会社側にとっては非常にありがたい存在かもしれませんが、あなた
の心と体は確実に蝕まれていきますので、注意が必要です。
何が怖いかというと、体内で発生する活性酸素が急増することです。
活性酸素は活動量が増えるとともに増えるのですが、疲労がたまると、
活性酸素を除去する力が低下するので、活性酸素がより増えます。
酸素がなければ人間は生きていけません。したがって、「活性酸素」
という物質が約2%ほど体内に発生することになります。
この活性酸素の害に長期間に渡ってさらされていると、細胞や組織が
酸化します。そしてこれが、病気や老化の大きな要因になります。
老化をできるだけ遅らせ、病気を予防したり進行を抑えるには、こう
した活性酸素を増やさないライフスタイルを心がける必要があります。
そして、活性酸素を増やす要因とされているのが、食生活の乱れや、
タバコや大量の飲酒、過剰なスポーツ、紫外線などです。
またストレスも大きな要因のひとつとされています。
ストレスとなる緊張状態が長く続くと血管が収縮しますので、一時的
に血流が阻害されることになるのですが、これが大きな問題となります。
その後、血管が拡張したさいに血液が勢いよく流れると、大量の活性
酸素が発生するからです。突然原因不明の体調不良に襲われる可能性
も高いので、十分注意しなければなりません。
また、ストレスがあると高血糖になりやすく、活性酸素が増える一因
でもあります。看護師さんが働く医療現場はストレスが多いです。
できるだけ活性酸素を抑えるためにも、普段から出来るだけストレス
をためないよに心がけたいものです。